愛して欲しいなんて言わない!
こうなったら
自分の力でどうにかするしか
なさそうだ
「小西、待ちなさい」
職員室から飛び出してきた
西九条が
大きな声を出して呼び止めてきた
相変わらず声は
擦れている
「大丈夫か?」
西九条の大きな手が
私の頭を撫でた
私は西九条の顔を見上げた
優しい眼差しで
私を見ている
「何が?」
「困っているんだろう?」
なんでそう思うのだろう?
助けて欲しそうな顔をしていたのか
「…靴が、ない」
「上履きなら俺も探してるが…?」
「違う
皮靴も…なくなってた」
「えっ?」
西九条が驚いた表情をする
驚くのも無理はないけれど
驚きすぎだ
「もうちょっと探してみる
だから心配ない」
私は頭の上にある西九条の手を
払うと背を向けた
「理菜、教室で待ってろ
会議が終わったら
近くの靴屋で新しいのを
買ってきてやる」
「いいよ、別に
探せば、どっかにあると思うし」
「いいから
待ってなさい」
西九条がまた頭を撫でた
そして
職員室に戻って行った
私はとりあえず
探してみた
ゴミ箱の中とか
ゴミ袋の中とか
でも結局
どこにもなくて
暗くなっていく教室で
ポツンと一人
椅子に座って
西九条が来るのを待っていた
自分の力でどうにかするしか
なさそうだ
「小西、待ちなさい」
職員室から飛び出してきた
西九条が
大きな声を出して呼び止めてきた
相変わらず声は
擦れている
「大丈夫か?」
西九条の大きな手が
私の頭を撫でた
私は西九条の顔を見上げた
優しい眼差しで
私を見ている
「何が?」
「困っているんだろう?」
なんでそう思うのだろう?
助けて欲しそうな顔をしていたのか
「…靴が、ない」
「上履きなら俺も探してるが…?」
「違う
皮靴も…なくなってた」
「えっ?」
西九条が驚いた表情をする
驚くのも無理はないけれど
驚きすぎだ
「もうちょっと探してみる
だから心配ない」
私は頭の上にある西九条の手を
払うと背を向けた
「理菜、教室で待ってろ
会議が終わったら
近くの靴屋で新しいのを
買ってきてやる」
「いいよ、別に
探せば、どっかにあると思うし」
「いいから
待ってなさい」
西九条がまた頭を撫でた
そして
職員室に戻って行った
私はとりあえず
探してみた
ゴミ箱の中とか
ゴミ袋の中とか
でも結局
どこにもなくて
暗くなっていく教室で
ポツンと一人
椅子に座って
西九条が来るのを待っていた