愛して欲しいなんて言わない!
「メールは返さないけど
小林は…私を好きだとは思えない」
「どうだかな?
キス…したんだろ」
西九条が言いにくそうに
呟いた
キス?
なんの話?
「キス?」
私は首を傾げた
小林とキスなんかしていない
でもキスをしようと
話しを持ちかけたことがあった
準備室で青山先生と西九条の行為を見て
真っ赤な顔をしている小林に言ったのを思い出すと
「あっ」小さく声をあげた
あのとき
西九条が怖い顔をして見ていたのは
青山との時間を邪魔していたのではなくて
私と小林がキスしていると思ったから?
「私は小林とキスはしてない」
「え?」
西九条が驚いた声を出した
どこかほっとしたような口調だった
「動揺している小林をからかったけど
キスはしてない
あんなんで好きになるとは思えないよ」
「なんでキスしなかった?」
私は体を起こすと
西九条の腕の中から
抜け出た
西九条も起き上がると
私の後ろにまわって
抱きしめてきた
どうして
抱きつきたがるのだろうか
「なんで…って言われても
あの時は別にキスしたくなかったから」
「ふうん」
西九条が私の首すじに唇を落とした
くすぐったくて私は肩をすくめた
「何…するんだ」
「キスしたいから」
西九条の手が上に動く
胸のふくらみで手を止めると
大切な物に触れるかのように
優しく包み込んだ
「今度は口にしたい」
体を動かして
西九条は私を押し倒した
口に軽くキスをすると
西九条は私に背を向けて
眠った
小林は…私を好きだとは思えない」
「どうだかな?
キス…したんだろ」
西九条が言いにくそうに
呟いた
キス?
なんの話?
「キス?」
私は首を傾げた
小林とキスなんかしていない
でもキスをしようと
話しを持ちかけたことがあった
準備室で青山先生と西九条の行為を見て
真っ赤な顔をしている小林に言ったのを思い出すと
「あっ」小さく声をあげた
あのとき
西九条が怖い顔をして見ていたのは
青山との時間を邪魔していたのではなくて
私と小林がキスしていると思ったから?
「私は小林とキスはしてない」
「え?」
西九条が驚いた声を出した
どこかほっとしたような口調だった
「動揺している小林をからかったけど
キスはしてない
あんなんで好きになるとは思えないよ」
「なんでキスしなかった?」
私は体を起こすと
西九条の腕の中から
抜け出た
西九条も起き上がると
私の後ろにまわって
抱きしめてきた
どうして
抱きつきたがるのだろうか
「なんで…って言われても
あの時は別にキスしたくなかったから」
「ふうん」
西九条が私の首すじに唇を落とした
くすぐったくて私は肩をすくめた
「何…するんだ」
「キスしたいから」
西九条の手が上に動く
胸のふくらみで手を止めると
大切な物に触れるかのように
優しく包み込んだ
「今度は口にしたい」
体を動かして
西九条は私を押し倒した
口に軽くキスをすると
西九条は私に背を向けて
眠った