彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目
深夜1時過ぎ。
イチゴだらけの部屋。
今すぐ目をつぶって、
夢の中に逃げ込みたいくらいなのに。
――トントン。
戻ってきた氷牙さんは、
なぜか律儀に、部屋のドアをノックして。
「みくる……
入るからな……」
ドア越しに
予想外の弱々しい声を発したから
入らないで!なんて、強く言えなくて。
「……はぃ」
私は震える声を、
なんとか喉から吐き出した。
うわっ。
氷牙さんが、部屋に入ってくるよ。
また、襲われそうになったらどうしよう……