彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目
「みくる、もう大丈夫か?」
「……はい」
「心臓は痛まないのか?」
「何ともないです。
昨日の心臓の痛み、何だったんだろう?」
「あんな悪夢、二度と俺に、味あわせるな!」
氷牙さんは一吠えした後、
私の肩から手を離し。
「マジで良かったぁ」
頭を抱え、床にしゃがみ込んだ。
そんなに心配してくれたんだ。
真っ赤なメガネの奥の、
ギラギラな目で睨まれると怖いけど
根はやさしい人なのかも?