彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目
これでもかという程、
目を見開いた氷牙さん。
『あの時のオマエの告白に、
俺が無言で答えたこと。
今更、蒸し返すわけ?』
そんなことを思っているかのような
冷たい失望の眼差しに
心が、痛くて痛くてたまらない。
悔しい。
みじめ。
自分がイヤ。
大嫌い。
過去の自分を思い出すと、惨めで。
今の自分は、もっともっと惨めで。
気を抜くと、
悲しみの涙が、こぼれそうになる。