彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目
肩を落とし
ポケットに
イチゴのストラップをしまい込む俺。
綺月はというと
「あっ!
心美からメッセが届いてたんじゃん!」
奥歯をガチガチ鳴らし
「即レスしたかったのにぃぃぃ」と、
スマホを覗き込んでいる。
メンタルがふにゃっている俺は
『綺月! ダンス練習、するぞ!』
なんて
強気発言はできなくて……
「自販機、行ってくるわ」
肩を落とし。
重い足を、なんとか動かして。
自分のハートへの極甘補給に、
ダンス部屋を後にした。