翼をくれた君たちへ
はい。リビングに移動したら囲まれてます。

尋問みたーい こわーい

ってゆーか、誰も話さないじゃん

いつまでこうしてるんだろ…時間の無駄じゃない?

悠「では,質問しても良いですか?」

『どーぞ…ってあれ?声に出てた??』

隼「全部出てたよ〜」

『嘘でしょ…』

ハァ…この癖治らないなぁ

どうしたもんか

悠「では,質問させていただきます」

『はいはい』

悠「どうしてここに来たんですか?」

『どうして…ん〜簡単に説明すると、お母さんに言われたから』

風「でも、女の子でしょ?ここ男子校なのになんで入学できたの?」

『あ〜理事長が知り合いなのと、一応男装してるからね』

隼「雪羽は本名なの〜?」

『いや、偽名  本名は夏帆』

蓮「…名字は?」

『・・・五十嵐(いがらし)』

ま、お母さんの旧姓だけどね

白咲って言ったら身元バレるかもだし

隼「夏帆ちゃん、彼氏はいる〜?」

『彼氏?いるわけないじゃん』

いたら流石に男子校来たりしないわ

悠「櫻夜さん達とどういった関係なんですか?」

『え、さくにぃ??』

黒龍「「「「「さくにぃ!?」」」」」

風「夏帆ちゃん櫻夜さんと家族なの!?」

『え!?あ〜違うよ 幼馴染なの』

ってことにしておけば良いか…

悠「なるほど」
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