モテすぎる男子から、めちゃくちゃ一途に溺愛されています。
『もしもし、水牧くん?』
「はい、水牧です」
あと10分でバイトあがりの時間。
そんな時に店長から連絡が入った。
『悪いけど、1時間延長お願いしていいかな。丸田さん、家の用事で遅れるらしくて』
「……そうなんですか。はい、大丈夫ですよ」
『よかった、助かるよ。それじゃよろしくね』
本当は舌打ちが出そうなくらいダルっと思ったけど。
なんで……こんな日に限って。
今回みたいにシフトが延長になったりするのは今日が初めてのことじゃない。
だけど、今日だけは、剛さんのところで飯を食いたかった。
あいつ……月本美乃里のせいで久しぶりにイライラしていたから。
1時間後、俺は、交代の人が来た瞬間、出来るだけすぐにお店を出た。