【完】孤独なメイドは執事を独り占めしたい

紅茶の香りが変わる時

お城に戻ったアルマはさっそく厨房で紅茶を入れていた。











「いい香り」









「それが今日買ってきた紅茶か?」









普段厨房にはあまり来ないテオは紅茶の香りに誘われて珍しく厨房に来ていた。









「はい。今からベラ様のところにお出ししようと思って」
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