どうすれば良いの？

部屋に戻ると、
愛梨が泣きながら俺に謝ってくれているが…

航平
「愛梨、大丈夫だ。お前だけが悪い訳じゃあないだろ？」
と言いながらも、莉子に会わなければと思い何度も電話した。　
携帯は何度かけても莉子は、出てくれなかった。

俺は、莉子を追いかける為に仕事を休む事にした。
社員に、具合が悪いから休むと連絡し、愛梨も着替えていたので俺も急いで着替え愛梨と一緒にマンションを出て入口で別れた。

俺は、タクシーに乗り仙台駅に向かった。

新幹線のチケットを買い、何度も電話する。

やっと東京駅に着き、莉子のマンションを目指す。

電車に乗る前に莉子に電話したら繋がった。

何が何でも莉子を繋ぎ止めたかったが、ダメだった……

俺たちは、別れる事になった……

莉子のマンションへ行く。
ピンポンしても会ってくれないだろう…

俺はコンビニでペンとメモ帳を買い、メッセージを書き店員さんからセロテープを少しもらい
合鍵をキーケースから外しメモに貼って莉子のマンションの郵便受けに入れた。

《本当に、本当にゴメン。
莉子は何も悪くない。俺が全部悪いんだ。》

俺は、仙台へ帰った。