どうすれば良いの?
莉子、俺はお前と人生を歩みたかったんだ。

本当にゴメンな…… 莉子…

新幹線に乗り込んで仙台のマンションに戻る。

ベッドのシーツやカバー類を洗濯した。

俺の昨日の時間も出来事も全て洗濯したい気分だった。
もう二度と莉子とは過ごせないのかぁ〜……


どれだけソファーに座ってたのか外は、既に暗くなっていた…

愛梨から
何度か電話がかかってきたが出なかった。

何もかもどうでも良くなった。

社内試験も南米もコーヒー農園も全て全部……
莉子と早く一緒になりたいから頑張ってたのに…

俺も莉子も会うの我慢して勉強してたのに…

馬鹿な俺。 莉子に甘えてたんだなぁ。

ハハハ! ハハハ。 うぅー

航平
「あ〜!!!! ゔぅ〜、り…こ 」
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