どうすれば良いの?

凌と莉子

授業が終わり、カフェへ……

入口からキョロキョロ。

凌さんが奥の席で手を振ってくれた。

莉子
「お待たせしました〜。
今日はありがとうございます。」


「どういたしまして! お腹空いて無い?」

莉子
「いいえ、大丈夫です。カフェラテにしようかな」

凌が店員さんに注文してくれた。


「莉子ちゃん。早速だけど、俺に確認って?
何か電話切った後も、考えちゃってさ〜ハハハ。」

莉子
「ゴメンなさい…
あの… その… 凌さんは、私に結婚を前提にお付き合いしようと言ってくれましたけど、
私、まだ学生だし〜就職もまだだし……
その〜、こんな状況でも結婚を前提でと考えてるのか不思議というか…」


「急かしてしまって、不審がらせてるよなぁ。
しかも、彼氏がいる時から別れて俺と付き合おうなんて言うから、信頼感なしのチャラ男だよな。」

莉子
「でも、彼と別れた時は3人に慰められた優しさには、心から感謝します。
ありがとうございました。」


「う〜ん。 俺さ莉子ちゃんと初めて会った時、懐かしい感じと直感があったんだ。
一目惚れなのかなぁ…。
莉子ちゃんと話してるとさ〜
莉子ちゃんの性格というか、雰囲気が俺には安心できて暖かい気持ちになるんだよ
だから、一生莉子ちゃんといたいと思ったんだ。」

莉子
「私も、最初はモデルさんだし住んでる世界が違うから花音さんの知り合いとして仲良くさせてもらってましたけど、
凌さんも海斗さんも花音さんもスゴイ方々なのに普通で……
あ、すみません。
でも、その普通の感覚を持ってるから好きになったというか……」


「へ? 好き!本当!! 莉子ちゃん。
ヤッタ!」

莉子
「は…い。 コレが私のお返事ですが不安がたくさんあるから…
それを確認したいんです。」
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