どうすれば良いの?

交通事故


「莉子! 俺、わかるか?」

莉子
「りょ…う」

花音
「莉子ちゃん! 私、わかる?」

莉子
「か…の…んさ…ん」

海斗
「ナースコール! 花音!」


そのあとは、バタバタと医師や看護師が莉子の様子を見に来た。

医師
「加瀬さん、車に轢かれたのはわかる?」

莉子
「は…い」

医師
「全身打撲で、右足が折れててギブスしてるよ。
首も固定してるけど脳には異常はありません。
ご両親に連絡したからね。
明日、こちらへ来られるからね!
今日から痛みが出ると思うので点滴に痛み止めも入れます。じゃあ。」

医師が出て行ってから、凌さんが状況を説明してくれた。
凌さんが一緒に救急車に乗って病院へ来た事。

花音さんと海斗さんは、事故現場で警察と話しをしてから来た事。
私を轢いてしまった人は老人の男性だったらしいが、そのまま警察へ行った事。
警察から事故の事を親に連絡がされた事など、
凌さんは私の手を握りながら説明してくれた。

看護師さんが入ってきて、完全看護の病院で面会者は帰るように言われた。


「莉子。また明日来るからな!
ぐっすり寝るんだぞ!」 

花音
「莉子ちゃん、私も明日来るからね!」

海斗
「俺は、明日撮影で来れないけどゴメンね!」

莉子
「みんな、ありがとう。また明日…」

凌が莉子の手を握り締めた。
凌の顔は辛そうだった……
莉子は凌の手を強く握り返した。

莉子
「凌さん、大丈夫よ。」


「うん。 また明日な…」
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