どうすれば良いの?
花音
「じゃあ、あの女は誰なのよ! 
ナンパじゃないってわかるんだからね!」


「こっちのモデル事務所が同じ子なんだけどしつこいんだよ〜。日本の事を教えてとか!
今も、たまたま空港でオレを見かけたみたいで着いてきてさ、彼女が日本からくるの?とか
あまりにもしつこいようなら、事務所にも言って、訴えるぞ!って言ったんだよ。」

花音
「それって、凌の事が好きって事?」


「知らねぇよ! さっきもどっちがオレの恋人か聞いてきたけど言わなかったんだ。
そしたら、ワーワーわめいてさ〜」

莉子
「凌さん、この件は事務所の人にも入ってもらって話し合いした方が良いと思うよ?」


「うん。とりあえず、
アパルトマンに戻ってから事務所にいろいろ相談するわ!」

花音
「凌! 海斗は大丈夫? 変な女が周りをウロチョロしてない?」


「海斗は、大丈夫だと思う。
海斗なんかさ、オレより花音と離れてる時間が短いくせに、花音の事ノロケてさ〜
まぁ、そうやって牽制してるしな!」

花音
「ハハハ! さすがは私の海斗だわ〜!」

莉子
「ふふふ。」


「莉子、松葉杖大丈夫か? 駐車場まで辛かったら、このカートに乗るか?」

莉子
「え〜! 恥ずかしいからやだよー」

花音
「ハハハ! 凌の溺愛も海斗並みだね!」


「まぁな!」
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