どうすれば良いの?
明日はいよいよ札幌へ向かう。

花音さんと私の衣類は先に宅配便で送ってある。

お母さんに札幌でもう一度検診した方がいいし、母子手帳はいつでもバックに入れておくようにしなさいとアドバイスされた。

莉子は、凌さんとも相談して以前診てもらった産科にお披露目会の前日に検診しに行く事にした。

3人で羽田から千歳へ向かう。

お出迎えは、何と花音さんのお兄さんが来てくれていた。

中山 匠
「花音! コッチ〜!」

花音
「あ、お兄ちゃん! 迎えに来てくれてありがとう!!
早速、紹介するね! こちらが凌の奥さんの莉子ちゃんです! 
私と同じ学校の親友でもあります!
莉子ちゃんのお母さんで 加瀬 江里香お母さんです。

莉子ちゃん、おばさん、こちらは私の兄で中山 匠〈たくみ〉です。」


「はじめまして! 莉子さん、お母さん ご結婚おめでとうございます。
私は花音の兄の 中山 匠です。
どうぞ宜しくお願いします。」

江里香
「はじめまして、加瀬と申します。
いつも花音さんにはお世話になり、ありがとうございます。
今日もお迎えにいらして下さり、本当にありがとうございます。」

莉子
「はじめまして、凌さんと入籍した莉子と申します。これから宜しくお願いします。」


「はい。これから宜しくお願いしますね!」
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