どうすれば良いの?
先輩がいるレストランへ

航平
「すみません。遅くなりました。」

神崎
「古賀さん。お疲れ様です!あれ?どうかしたんですか?」

航平
「へ?」

神崎
「何かありました?落ち込んでるけどスッキリしたような顔? ですよ」

航平
「先輩は鋭いですね!」

神崎
「だ、か、ら! その 『先輩』ってやめて下さい! 
私の方が2歳も年下なんですから〜」

航平
「リカさん。この前の告白はまだ有効ですか?」

神崎
「へ? リカさん……? 古賀さん……
本当にどうしたの? もちろん有効です。」

航平
「良かった。 神崎 リカさん。
僕と結婚を前提でお付き合いして下さい!」

神崎
「え〜? マジで〜? はい!もちろんYES!」

航平
「ククク。焦り過ぎ〜 ハハハ。でも何でオレなの?」

リカ
「だって、笑いのツボが同じなんだもん!」

航平
「笑いのツボ?……」

リカ
「だって、沢山の感動や笑いを2人で共有したいから〜…」

航平
「そうなんだぁ。 共有の思いかぁ……
とりあえず、この出張から帰国したらリカの両親に挨拶してオレの親にも会って欲しい。 大丈夫?」

リカ
「本当? ドッキリとかじゃあないよね?」

航平
「ああ、本気だよ。これからは感動も笑いも共有しながら一緒に生きていこう。」

リカ
「ハイ。」

航平
「じゃあ、出張へ行きましょう。先輩」
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