【完結】最高糖度のキミが好き


「日野くん、保健室に……ううん今日は早退した方がいいよ」



「大丈夫、風邪じゃないから」



 風邪じゃないなら、もっと別の、良くない病気なんじゃ……? もしかして、日野くん、大きな病気を――?



 不安になる私を見て彼は首を横に振った後、俯きがちに呟いた。
< 175 / 586 >

この作品をシェア

pagetop