【完結】最高糖度のキミが好き
日野くんすごい人気だ。でも、いくつものビブスやタオルを差し出される彼はどこか浮かない顔をしている。
「日野、相変わらず女子に囲まれてんじゃん。羨ましいなぁくそがよお!」
声の主は私たちの後ろにいた隣のクラスの男子だった。
体育は二クラス合同で行われているけど、やっぱり他のクラスの男子が近くにいるのは落ち着かない。彼らは試合を終えたらしくタオルで顔をゴシゴシ拭きながら呼吸を整えていた。