【完結】最高糖度のキミが好き


「うん。分かった。行く。一緒に行くよ」



「本当に絶対?」



 やや無機質な日野くんの声が響く。彼は頭を上げる気配がない。少し異質な雰囲気に戸惑いながらも私は「絶対」と念を押した。



「ありがとう。五十嵐さん」
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