【完結】最高糖度のキミが好き




 瞬時に彼は顔を上げた。あれだけ不安を帯びていたはずの表情は実に爽快そうなものに変わっている。あまりの豹変ぶりに不思議と何か取り返しのつかないことをした気がして、私は曖昧に頷いたのだった。
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