【完結】最高糖度のキミが好き


 だから受験に臨むにあたり家にある料理本はつい読んでしまうからと金庫に入れて封印した。夕食作りを買って出たり、おやつを作ったり、料理動画を見る生活から料理を抜いて、勉強に切り替えたのである。



 端的に言って心が壊れそうだった。



 自分で決めてやったことだけど、食への関心一直線で生きていた私にとって、長く、苦しい日々だった。


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