【完結】最高糖度のキミが好き


 彼は目を輝かせて封筒を取り出し、「はい!」と渡してきた。ここまで喜ばれて嬉しいと同時に、あまりの嬉しそうな様子に戸惑ってしまう。おずおずと封筒を受け取ると、彼は封筒を指で示した。



「使い捨ての箱代っていうの? お弁当の容器のお金も入れたけど、足りなかったら言って」



「え、っと、う、うん……」

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