【完結】最高糖度のキミが好き


「じゃあ、俺仕事だから、また明日昼休みここで落ち合お。またね」



「ば、ばいばい……」



 私が封筒を受け取るのを見計らって、彼は軽やかに立ち上がるとそのまま去っていく。校舎へ向かう背中を見送って、ふと冷静になった。

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