イケメンなアイドル幼なじみと、甘々な同居生活365日。
「うゎ、寝癖ヤバ……」

 鏡で顔面を見れば、髪の毛が跳ねまくっていた。

 くしでとかしても、全然直らない。

 あー……もう。

 思い切り水をつけて髪を直したりしていたら、6時が過ぎた。

「……もう起きてたのか」

「あ、おはようございます。僕、大体睡眠時間4時間なんで。4時半から起きてました」

「マジかよ……」

「あ、朝ごはんできてますよ?先に食べますか?」

「ああ」

 顔を洗ったあと、お義父さんは朝食を食べ始めた。

「……お前はすごいな」

「え?」

 まさかの言葉に、身体が一瞬硬直した。

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