キミだけは推さない、!( º言º)


恐縮です、だってさ。


パパに自分からビール注いでるよ。


「ナナセって。職場でも、ああなの?」

「あ? なにがだよ」


パパをゲストルームに休ませたあと、ナナセの部屋にやってくる。


「色んな顔を使い分けてるんだなって思って」

「アキラの父さんに嫌われたくないからな」

「だからって……いい子ぶりすぎじゃない?」

「知られるワケにはいかねーだろ。普段お前に俺がどんなことしてるかなんて」

「……言い方」

「明日の朝には出てくんだよな。アキラ」

< 235 / 248 >

この作品をシェア

pagetop