未来絵日記
こんなハズじゃなかった。


「ル、ルミは、悪くない。
ホントは優しい。
要らない物なんかじゃない!!」



私が悪いーー。


要る要らないは、私が決めることじゃなかった。


私がーーーー人1人を消すなんて力はない。
私は、ノートに住み着いた悪魔に操られていたに過ぎない。


気づいた時ーー。
私の首に添えられたナイフが喉に当たるのを感じた。

「ーー分かった。
分かったからやめて!!!!」



自分が1番可愛い。

だから許してルミ。


私は握っていた消しゴムを床に落とした。


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