【完結】打算まみれの恋
【滝永漱史様】
こちらは特に変わりなく過ごせております。紅葉がそろそろ見頃だそうですが、確かに夜になると大きく気温が下がったりしますよね。滝永さんもご自愛くださいませ。
そして先日はお手紙をいただきありがとうございました。嫌な思い出について書くとき、思い出して辛くなってしまったのではないかと心配です。けれど、そう心配になる一方で自分は今一人じゃないと思ってしまいました。
実は私は、一般的に男性受けがすると言われている服が大好きです。淡い色合いやスカートも好きです。でも中学の頃、修学旅行で私の私服を見た女の子に「男嫌いのわりに男受けする服着てるじゃん」と言われてから着ていません。その子の好きな男子が私の姉を慕っていたので、八つ当たりの意味合いもあったかと思いますが、どうしてもそれから駄目になりました。
なので、ぼんやりとにはなりますが、好きなものと嫌いなものへの感情が一緒になってどうしていいか分からない気持ちはわかります。そして、未だに私はそのことに対して答えが出せていません。正直自分がどうしていいか何も思いつかないまま今までを過ごしているので、私は夢に向かって頑張りたいという滝永さんをとても尊敬します。
差支えなければ、どうして滝永さんはデザイナーになったのか教えてほしいです。