エリート外科医の不埒な純愛ラプソディ。
強烈な快感をひっきりなしに浴びせられているせいで、喘ぎっぱなしで、もう息をついてるようなそんな余裕さえも完全に奪われてしまっていて、息も絶え絶えだ。
背後の窪塚の広くて厚い胸板に身体を委ねるようにしてもたげて、ビクビクと粟立ち続ける身を捩ることしかできないでいる。
当然のことながら、窪塚に対して、悔しいとか腹立たしいとかいう感情を抱いていたところで、それを言葉にして何かを放つような余裕さえもない。
そんな有様の私に向けて、窪塚はなんとも意地の悪い囁き声でまでも容赦なく攻め立ててくる。
「……すっげー、音。もう、グッチョグチョじゃん。さっきからここ、ヒクヒクしてるし。もう指一本じゃ物足りねーだろうから、増やしてやるよ」
羞恥までをもことごとく煽られてしまうものだから、ただでさえ熱くなってしまっている身体がますます熱を帯びてゆく。
もう悔しくて悔しくてどうしようもないというのに……。
この前、なにもかもを知り尽くされてしまっているらしい私の身体は、早くこの熱を鎮めて欲しい、と願っているようで。
確認するような余裕はないが、蜜で大洪水を起こしてしまっているらしい泥濘のそのまた奥が、窪塚の言葉同様、さっきからひくついてどうしようもない。