この世界から君が消えてしまう
一時間前
「プルルルルル」
いつも鳴らないコール音。どこからかと携帯電話を見る。
「病院からだ」
何事かと思い電話をでる。思っていた以上に低い声が電話から出た。
「桜市立病院です。河音雫さんはご存知ですか?」
「あ、はい」
雫に何かあったのか?大丈夫かな…
「こちらの携帯は朧月波瑠さんの携帯ですよね?」
「そ、そうですけど…」
雫は両親がいないため俺の連絡先くらいしか携帯になかったはずだ。部活友達なら連絡先があるかもしれない。
「先ほど河音雫さんの死亡が確認されました」
低い声で何を言ってるのか俺は聞き取れなかった。死んだ?と言ったか?そんなわけ…ないだろ…だって、昨日まで息はしてたんだ。なんで急に息が止まるって言うんだよ。
急すぎて頭が追いつかなかった。
「プルルルルル」
いつも鳴らないコール音。どこからかと携帯電話を見る。
「病院からだ」
何事かと思い電話をでる。思っていた以上に低い声が電話から出た。
「桜市立病院です。河音雫さんはご存知ですか?」
「あ、はい」
雫に何かあったのか?大丈夫かな…
「こちらの携帯は朧月波瑠さんの携帯ですよね?」
「そ、そうですけど…」
雫は両親がいないため俺の連絡先くらいしか携帯になかったはずだ。部活友達なら連絡先があるかもしれない。
「先ほど河音雫さんの死亡が確認されました」
低い声で何を言ってるのか俺は聞き取れなかった。死んだ?と言ったか?そんなわけ…ないだろ…だって、昨日まで息はしてたんだ。なんで急に息が止まるって言うんだよ。
急すぎて頭が追いつかなかった。