円城寺家のイケメン探偵 ~脅迫状に込められた思い~
『ええ。演劇部の方は「副顧問の山口先生」と赤田さんに任せて明日からでも再開してもらおうと思ってます。大丈夫か?』


『あっ、はい。山口先生から今日お聞きしました。明日から一応再開はしますが、みんな「動揺」していて…上手く練習が出来るか不安です』


と、赤田さん。


『君は部長だろ?しっかりしないか。みんなを支えてやってくれ。文化祭まであまり時間がない。私が戻るまで山口先生と頑張ってくれ』


あなたのせいでみんなが不安になってる…ってハッキリ言ってやりたかった。


『わかりました、佐々木先生』


『先生。足を踏み外したとおっしゃいましたが、それは間違いないですか?もしかして…誰かに突き落とされたとか?』


凛音は、いきなり話の核心をついた。


『何を!そ、そんなわけないじゃないですか。驚かさないで下さい。私は…自分で落ちたんです。それに…もしそうだとしていったい誰が私を突き落としたっていうんですか?』
< 69 / 103 >

この作品をシェア

pagetop