先輩の秘密
「せんっっっぱぁぁぁあい!!!!」

待ちに待った部活の時間。

私と先輩が話せる時間。


なんて思うとついテンションも上がるわけで…


「うるさいぞ、そんなにでかい声で呼ばなくても聞こえてるって笑」



そう言い優しく笑ってくれるのは我が部の主将である澤村 司さん。


この人に会いたくてここを受験して1年間家庭の事情により部活をしていなかったがやっと入学出来ました!


ボート部は女子の部もありますが部員がいないのでほぼ男子ボート部に。

私はそこのマネージャーです!



「よーし、じゃあトレーニング始めるぞ!今日のメニューは…」



はぁぁぁ、カッコイイなぁ、司さん。




「聞いてたか?宙」



「へっ?!」


気づくとみんな走りに行っていてそこには私と司さんだけ。


「ご、ごめんなさい!なんでしょう!!!」


あぁ、かっこいい、直視できないなんて思いながらも何とか司さんと会話する。


「洗濯終わったら乗艇するから乗艇(じょうてい)準備しといてくれ」


「わかりました!!」


はぁ、今日は乗艇するのか…


最近雨続きで室内トレーニングだったけど乗艇となるとみんな川に出て部活するからなぁ〜


ハム高のボート部はとても強く重点校にも指名され毎年IHにも出場している。


そろそろ県大会も始まるし気合い入れてるなぁ〜



なんて思いながら準備を進めた。
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