先輩の秘密
「そろそろ上がるぞー!」


司さんがそう言うとみんな一斉に陸へかえってくる。


私はその声は聞こえないのでそろそろかな?と思った時間に桟橋へ向かう。桟橋(さんばし)



「お疲れ様でーす!」


声掛けをして船をおさえみんなを順番にあげる。

うちはダブル(2人乗り)とシングル(1人乗り)と舵付きクォドルプル(4人乗り舵1人)があり司さんはシングルのクルーでとても早い。


「そんな司さんが好き!」


「そうか、ありがとな」



そう言い司さんが頭を撫でる。



え!聞かれてた!


「全部声に出てたぞー笑」


笑いながらそういうのは1番に帰ってきた司さんの親友の菅 夏目《Suga natsume》


この人には密かに相談に乗ってもらっている。


「今日は遅くなったし家まで送る。部活終わったら艇庫前で待ってろ艇庫(ていこ)



司さんがそう私に言う。



今日はきっといいことがある!!!!

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