狂犬に愛される覚悟
狂犬の愛欲
そして愛妃の仕事が終わり、いつものようにバイクで自宅に帰る。
一緒に手洗い・うがいをした。
ここまでは、いつもと同じ。

「じゃあ…ご飯作るね!
零王、何食べたい?」
「んー今日は先に愛妃を食べたいから、ちょっとこっち来て?聞きたいこともあるし」
「え…?」
そう言って、手を引きベットに連れていく零王。

そして、愛妃を組み敷いた。
「愛~妃!」
「ん……」
愛妃の口唇をなぞりながら、呼びかける。

「今から聞くことを、包み隠さず全て正直に答えて?」
「え…?何を?」
「正直に答えないと、俺の愛妃の食べ方が変わってくるからね!
覚悟して答えてね!」
そして愛妃の頬や首や鎖骨をなぞったり、チュッチュッとキスしたりしだした零王。
「んん……零王…?」
「最近、佐崎とはどうなの?」
「え?どう…って…?」
「口説かれてるとか“告白”されたとかない?」
「え……告白…された…
で、でも!ちゃんと…断ったよ!」
「それ!当たり前!」
「だよね…」
「あとさ、他に口説かれたりとか、告白とかない?
俺の知らないとこで」
「ん…食事に…誘われたこと…ある…
んぁ……も…やめ、て……」
零王の手や口唇、舌が身体中を貪っている。

「なんで?嫌?
………なわけないよね?
身体はスッゴい反応してるし……!
あとは?ない?俺に隠してたこと」
「隠して…なんか、ないよ……」
「今度からは、全部…包み隠さず、教えて?
じゃないと、毎回愛妃を壊すことになるからね!
こんな風に………」
「━━━━━!!!
ひやぁぁ……んぁぁ…あ…んぁ……」

「今日は…寝かせねぇから……
一晩中…愛して、壊してやる……」
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