最強の男からの溺愛
「お前のそのギフトのおかげで俺たちは婚約者になったわけだが、」


蜜映と目を合わせる。

「俺はちゃんと愛するつもりだけど、お前はどうだ?」

蜜映が驚いたような表情をする。

なんだ、薄っぺらい笑みを浮かべる以外にも出来たんだな。

「そう、出来ればいいなと思います」

「ならいい」

蜜映の頬に触れ、軽く唇にキスをする。

「なっ、な?!」

「婚約者だ、これくらいするだろ」

そう言えば、真っ赤になった蜜映の顔はさらに赤くなる。

面白くなったな。
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