。。折れた羽根、虹の架け橋。。③
私は2人の間に挟まれて
悩んでしまうーー。


帰り道ーーー。

私はだれが好きーー?












「純白!!
今日の献立はママが大好きなハンバーグだ!」





あ、パパ。
スーパーの袋を抱えながら
私達に手を振っているーー。


空気読んでるって思ったけど。
単なる過保護なだけな気がするーー。

「はいはい、帰りますよーー。
君達はまだ若いんだからそう言うのはもっと先ね。
わかった?」


パパは絶対気づいてるーー。
類と大雅くんの肩を抱いて歩いてるその2人は少し不満を抱いた顔をしていた。


類に関しては、不機嫌オーラ全開だったーー。

大雅くんは、ただその先を進むだけ。
だけど少し伝えたことに対して満足をした様な顔。



私はーーこの先。

答えを出せるだろうかーー。

私はーーこの先。



ママならどうしていただろうかーー。






「ただいま」





変わらないいつもの日常ーー。



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