ランチのお時間です。



「……そうだよ。一応、サッカーボールみたいに作ってみたの」


「海苔がちゃんと凝ってるもんな。相変わらず手先器用だよなあ」



私はフッと軽く笑うと、坂井くんは息を吸い込んで何をするのかと思ったら、音を立てて手を合わせた。



「ごめん!昨日のLINEなんだけど。昨日の練習疲れて家に帰ったらすぐ寝ちゃってさ。朝あのLINE見たんだけど、朝になって返すのもなあと思って無視しちゃった」


「そんなこと。謝らなくてもいいのに」


「や、昨日もあんな態度で別れてさ。怒ってるって思われたかな、って少し不安だった」


「それは、私が坂井くんの癇に障るようなこと言ったって思ったし」



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