恋愛偏差値$完
もう…朝。
一睡もできなかった。
今は四時。
伸先輩は五時に行くんだっけ?
朝なのに、秋の空は暗い。
電気をつけなければいけないほど。
寒い。暗い。
こんな空を伸先輩は飛んでいくの…?
あれからあたしは伸先輩の家の車に送ってもらった。
しばらくたって、伸先輩を追いかけたけど、伸先輩はもういなくて。
送ってもらうはずの車にも伸先輩はいなくて、間接的に『モウイイ』って言われたみたい。
泣くことしかできなかった。
大きくはれた目。
伸先輩の携帯の番号は消しちゃったから、
電話をすることさえできなかった。