ガチ恋
 父の書置きにはこう書かれていた。
 今日の夜八時に駅前にあるファミレスに来てほしい。大事な話がある。

 大事な話しってなんだよ。いちいち外で話す必要があるってことなのか。俺は小首を傾げる。
 ハイブリーチを落とすためシャワーを浴びて髪を乾かしていたら待ち合わせ時間に丁度良く時間をとられた。

 バスに乗って駅に向かう途中で俺はふと考えた。父親が俺に大事な話しをしたことがあったけな?見慣れた流れる景色を車窓から眺めながら俺は小さく呟いた。思い出せないな。
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