ガチ恋
詩織とは中学三年間一度も同じクラスになったことはなくて、初めて見かけたのは、中学二年生に上がったすぐの頃だった。たまたま正樹と親しげに会話する姿が目に入り、その可愛いらしい姿に一目惚れした。それから正樹に詩織の事を訊いて、紹介してもらったのが始まりだった。
今にして思えば正樹も詩織の事が好きだったんだと思う。
それを横恋慕みたいに俺が割り込んだのかもしれない。そう考えると悪いのは俺で、俺が正樹にたいしてもっときを使っていれば…………などと結末を知っているからできる言い訳を述べてみても仕方のないことだ。
久しぶりと言った詩織にたいして久しぶりと返すも、家にあげる訳にもいかない。なんといっても元カノであり、部屋に二人きりというのは何が起こるかわからない。それに薄い壁を隔てて真白もいる。詩織がどんな話しをしにきたのかはわからないけれど、二人の話しを聞かせたくないという思いがある。真白が聞き耳を立てるようなことはしないと思いたいが、なんとなく聞き耳を立てる真白の姿が想像がつく。
今にして思えば正樹も詩織の事が好きだったんだと思う。
それを横恋慕みたいに俺が割り込んだのかもしれない。そう考えると悪いのは俺で、俺が正樹にたいしてもっときを使っていれば…………などと結末を知っているからできる言い訳を述べてみても仕方のないことだ。
久しぶりと言った詩織にたいして久しぶりと返すも、家にあげる訳にもいかない。なんといっても元カノであり、部屋に二人きりというのは何が起こるかわからない。それに薄い壁を隔てて真白もいる。詩織がどんな話しをしにきたのかはわからないけれど、二人の話しを聞かせたくないという思いがある。真白が聞き耳を立てるようなことはしないと思いたいが、なんとなく聞き耳を立てる真白の姿が想像がつく。