いつか君と
翔太…いや、河童とは
付き合う前も付き合ってからも話すことは無かった。
でも、あの頃は何かひかれたんだよ…
私が河童を好きになったのは失恋してちょっとたった頃で…
私と千夏は学校帰りの駅のホームでくだらない話をしてた。
「ぎゃははっ!!佳音まじうける!!」
「だって千夏がぁっ!!」
「だっても何もねーよ!! …ん?よお宮本。1人かよだっせーなあ。」
突然、千夏が知らない他クラスの男子に声をかけた。
「うるせ―。」
彼は恥ずかしそうにそっぽを向いて答えた。
その姿がなんだか可愛くみえた。
「千夏!!誰?」
「宮本翔太つって、うち同小だったの。」
「へぇ〜…。そうなんだあ。」
「何!?佳音好きになった?」
「違うから!!ただ、照れたとこがかわいいなあって思っただけ。」
「はぁ―っ!?宮本がかわいい?佳音おかしいんじゃね?」
「確かに―顔はキモかったけど…」
「まぁ頑張れ。うち応援すっから。」