捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています
翌日…真帆と3人で公園に行った。  

早速智也はボールを追いかけ始めた。

今日は真帆が一緒なので智也はいつもにも増してテンションが高い。

真帆に懐いている智也は真帆にボール投げをせがむ。

それっ!

智也に真帆がボールを転がすと智也は追いかけていく。

私はそれを眺めていると、

「千佳?」

後ろから声がかかる。
この声…

「千佳。」

振り返ると昌也がいた。
昨日とはまた違う服装。

「昌也…」

「千佳に会いに来たんだ。」   

「私は会いたくなかった。」

真帆と智也は私たちが話していることに気がついていない。

「千佳。ごめん。本当にごめん。」

「何について?」

「スマホが盗まれて連絡手段がなくなったんだ。」

「それで?」

「千佳に連絡したくても連絡できなくなった。」
 
「どうにでもできたよね?2年間あったし。私はもう昌也のことは過去のことだと思ってる。もう話すつもりはない。2年の間に人は変わるんだよ。変わらざるを得なかったんだよ。」

「千佳…」

「私は昌也を待っているつもりだった。でも待てなかった。」

「千佳…」

「悪いけどもう昌也とは話したくない。これ以上幻滅したくない。」

「やり直せない?」

「私はもう、新しい1歩を踏み出したの。だから無理。私はもう昌也を信用できない。」

「千佳。ごめん。俺は…」

「昌也。もう話したくないの。帰って。」

私たちが話していると、智也が近寄ってきた。

「まーまー、あー…」

私は慌てて抱き寄せ、昌也に智也の顔を見せないようにして、真帆と一緒にその場を立ち去った。

昌也は声をかけることもなく立ち尽くしていた。

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