甘々顔KING総長様と地味顔女子
「で。」

ん?「で?」

「代わりにお前のものくれんだよな。」
「あ」そうだった。

「はい、なーんでも言ってください、」お小遣いは貰ったばかり、後々響くけど、今はそんな事言ってらんない、
何を強請られるかなぁ・・あんま、高価過ぎる物じゃなきゃいいんだけどな。
「―ぅっ!!?」
は??

パフッ

「え」
なぜか、私の体はベッドで仰向けにされてた。
手・・は総長様の手で押さえられてる。
そしてすぐ目の前には・・
総長様の顔が
「――///っわ、なにをっ?」

「あ?なにをって、お前が言ったんだろ、代わりにくれるって」
「へ」

「俺のこんな目と引き換えに、お前を差しだすんだろ?」
「え・・、
いえ、それは//別にそーゆうイミじゃなくてっ、私のものをってイミで、」

「だから、お前をだろ?」

え~~~~~~/////!!!
「ち、ちがっ//」

「約束したよな?」
「っう//!」
どうしよどうしよ!!まさか、こんな展開になるなんてっ、
っていうか、なんでそんな風に取れるのっ?!
総長様の目は守れたのはいいケド、こっちは全くの想定外だよ~~~~っ!!

「ぷ」
「へ?」

「俺、重病人らしいから、しねぇよ。」

「あ//」
すぐに押さえられてた手は離され、上体を起こしていく総長様

はぁぁぁぁ・・なぁんだ、冗談かぁ、びっくりしたぁ~~

「退院日を楽しみにしとけよ。」
「・・え?」
「ふっ」

はあぁぁぁぁ――――/////???!!!

そ、それって、つ・ま・り・・
今はしないけど、
全回復して万全な状態になったら再開するってコト・・?


「あ・・のぉ、じゃあ、塾があるんで私はこれで・・」

こんな野獣に付き合ってられない、このまま会話してると段々と総長様のペースに引きずり込まれる!そう感じた私はさっさとベッドから降りて、扉へと向かった。

「それまで逃げんなよ。」
「!!」

うっわ~~~~捨て台詞を拾ってしまったよ~~~っ

バタン!
すぐに病室から出ると、その場にうずくまってしまった。

心臓・・バクバクしてる。
顔も熱い、

こういう空間に出ると、いつも思う
これは現実ではないんじゃないかって。
そもそも、私なんかにあの総長様が興味を抱くなんてあり得ない
きっと今のあれも冗談なんだ。
あ・・でも目は欲しいな。それだけは現実であってほしいな。

ヨロヨロと立ち上がり、とりあえず、一番現実味のある塾へと向かった。
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