奏
しばらくして篤史くんが戻ってきた。
なんだか急に寂しくなって
全然寝れずにいた私——
「あれ!まだ起きてたの」
「なんか寝れなくて…
マサルくん達結構酔っ払ってましたね」
「みたいだね、でも楽しそうにやっててよかったよ」
そう笑顔で話す篤史くんに対し、
さっきのことを言い出すことができなかった。
ガチャ—
東間さんが酔って
ノックをせずに入ってきた。
入ってくるなり
「あれ〜〜!
ちゃんミキもう寝たのか〜?」
と、その瞬間
篤史くんの表情が一気に変わったのが分かった。