君と旅の途中
















あの日……穂希の誕生日会で本音を話してもらえなかったあの瞬間から、俺は穂希と自然に話すことができまくなって。
















どうにか戻そうと思っても意識してしまって、また気まずくなる。















そんな悪循環に見事にはまってしまった。
















最近ではクラスメイトの間でも俺と穂希の仲が悪くなっているという噂が流れているらしい。
















それだけわかりやすくギクシャクしているということだろうか。
















……本当に、俺は馬鹿だ。















何やってんだよ、自分……。

















あまりの後悔にずるずるとしゃがみ込んで、大きなため息をついた。
















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