きらめく星と沈黙の月
「うわっ!?ビックリしたぁ…急に耳元で話さないでよ…」


しかも旦那って…。


「てか、陽菜はいいの?部活」


「今から用があるから休ませてもらったの。だから途中まで一緒に帰ろ」


ということで、久しぶりに陽菜と一緒に帰ることになった私は、さっきの想いを打ち明けることにした。


「定期戦で碧の姿見て、私思っちゃったんだよね…。マネに戻りたいって」


反応が怖かったけど、陽菜の反応は良くも悪くも薄かった。


「へぇ~。いいじゃんいいじゃん」


サッパリした性格の陽菜らしい返事。


それが今の私にはちょうどいい。


「でも…今さら戻れないよね…」


碧からしたら、私はただの邪魔者。


私が碧の側にいる資格はない。
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