きらめく星と沈黙の月
強いて言うならグリーンピースが食べられないところくらいだ。
「桜子さぁ、たまに俺のこと睨んでるけど、何?俺の顔に何かついてる?」
「いや、別に。碧が完璧すぎるからムカつくなぁって思ってただけだよ」
「はぁ?ったく、また意味の分からないことを」
映画館を出ると、自然と碧が車道側を歩く。
ほらね。
紳士なんだよ、碧って。
できないことなんて何もない。
「平凡な私に、何でもいいから能力分けてくれたっていいじゃんね」
冗談っぽく話したけど、本心が混じっていないと言えば嘘になる。
「桜子さぁ、たまに俺のこと睨んでるけど、何?俺の顔に何かついてる?」
「いや、別に。碧が完璧すぎるからムカつくなぁって思ってただけだよ」
「はぁ?ったく、また意味の分からないことを」
映画館を出ると、自然と碧が車道側を歩く。
ほらね。
紳士なんだよ、碧って。
できないことなんて何もない。
「平凡な私に、何でもいいから能力分けてくれたっていいじゃんね」
冗談っぽく話したけど、本心が混じっていないと言えば嘘になる。