きらめく星と沈黙の月
大歓声のなか、挨拶を済ませた海南ナインがグラウンドへ散っていく。
碧は5番。
打席が回ってくるまではまだ時間がある。
試合開始と共に球場のボルテージはうなぎ登りに上がっていく。
藤北伝統の応援歌と、男子生徒たちの野太い声援。
メガホンを叩く音。
吹奏楽部のトランペットの音。
一塁側で赤く揺れる応援タオル。
陽菜が押しつけてきた赤いタオルは、私の膝の上で眠っている。
海南のピッチャーが投球姿勢をとる。
─パァンッ
速いストレートで試合は幕を開けた。
先頭打者は続く2、3球目も打てず、見逃し三振。
1アウト、ランナーなし。
久しぶりに観る野球に、何故か私が緊張している。
碧は5番。
打席が回ってくるまではまだ時間がある。
試合開始と共に球場のボルテージはうなぎ登りに上がっていく。
藤北伝統の応援歌と、男子生徒たちの野太い声援。
メガホンを叩く音。
吹奏楽部のトランペットの音。
一塁側で赤く揺れる応援タオル。
陽菜が押しつけてきた赤いタオルは、私の膝の上で眠っている。
海南のピッチャーが投球姿勢をとる。
─パァンッ
速いストレートで試合は幕を開けた。
先頭打者は続く2、3球目も打てず、見逃し三振。
1アウト、ランナーなし。
久しぶりに観る野球に、何故か私が緊張している。