きらめく星と沈黙の月

**

夕食のあと、二人で私の部屋に入る。


いつもの流れだ。


たまに碧の部屋に移動することもあるけど、よくここで勉強したり話したりする。


誰にも邪魔されない二人だけの時間。


「最近なんで元気ねーの?」


遠慮のカケラもなく私のベッドに寝転がり、雑な質問を投げ掛けてくる。


「ずるい。私もベッドに寝転びたいのに」


「なら来いよ。ギリ入れるから」


空きスペースを作ってポンポンと叩く碧。


……やめてよね、無自覚にそういうことするの。


何が“なら来いよ”よ…。


言われるこっちの身にもなれっての。


「何で照れてんの?今さら何もしねーよ」


「わかってるよっ」


敢えてベッドから離れたのに、碧はまだ空いたスペースをポンポン叩いている。
< 456 / 586 >

この作品をシェア

pagetop