蛙のわたしは彼を愛せるの?
彼はそのあとで反省してたんだ。


「俺から離れることが無いからって、雑に扱っていいわけじゃない」と

「過ちがあっても許すし、許して」と

「過ちって?」と聞くと、「ケンカとか」と言った。
あの時のことだと気がついた。


人は間違えるものでしょ。

一度の過ちで、許せずにいるなんて間違ってる。

反省している人を責めるのは、ダメなこと。


私は、彼を許せずにいるのかもしれない自分に嫌悪した。
< 12 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop