蛙のわたしは彼を愛せるの?
優しすぎる声が電話越しに私の鼓膜を揺らした。


一瞬で罪悪感は別ものに

胸がとても締め付けられた。


この人を傷つけたくない


私は切れた電話を耳に当てながら、泣いた。


彼の与えてくれたものは計り知れない。
時々子供みたいで、間違えて

でも、私の方が間違えることが多いし、
彼をいっぱい傷つけたし

でも彼は許してくれて、あんなにいい人はいない。
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